埼玉県比企郡在住 A.Tさん(31歳)
けだるい朝だ。まるで太陽の光が「さっさと起きろ」と言わんばかりに、カーテンの間から差し込んでくる。そんなことは言われなくてもわかっている、俺は太陽にニラミを利かせてからむくっと起き上がった。
いつもなら慌ただしく、独楽鼠のように、下の階からパーマをかけたおばちゃんが起こってくるのではないかと思うくらい忙しいが、今日はうれしいのか悲しいのか日曜だ。こんな時、俺の遊び相手になってくれるのが人妻出会い系サイトなのだ。
まるで舞い降りた天使のように、話を聞いてくれるクラブのママを思わせてくれるような人妻の女性は日曜に主にメールをしているのだ。彼女と出会ったのは元々人妻出会い系サイトで彼女の方からメールをしてきてくれた。
ライトノベルなどのアニメ系の趣味を持っている女性と仲良くしたいと言う風に書きこんだのだが、それに反応してきてくれたのが今の人妻だ。ただ、この人妻は天然なのかあまりないよう読んでないのか「今日もいい天気だね?、布団干す!」とか「ねーねー、KARAの踊りマスターしたよ!みてみて」と言って写メを送ってきたりするのだ。
全然アニメもライトノベルも関係ないじゃないか、とまるで関東の3年目お笑い芸人のような突っ込みを心の中でやってみるが、結局自分はこの人妻とのメールをすごい楽しみにしている。たとえアニメの話でないとしても。
こうやって人妻出会い系サイトで他愛もないメールをしていると思うのだが、メールの交換やコミュニケーションと言うのは中身も大事だが、やはり最終的には誰とメールをしているか、が一番重要なんだな、と思うわけだ。
